<第2バイオリン>ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー序曲を弾いてみました

ワーグナーの中でも、とても有名な「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の序曲を弾いてみました。
テレビでも使われる曲なので、「あ!この曲かー!」と誰もが思い浮かぶ曲だと思います。
堂々とした曲調で、リズムもかっちりしたドイツ音楽らしい音楽です。

ちなみにマイスタージンガーとは、「作詞と作曲と歌を一人でこなす音楽マスター」のことです。
このマイスタージンガーは、複数形なので、「ニュルンベルクの音楽マスターたち」ということです。

多少のルバート(テンポのゆれ)はありますが、基本的にはテンポ一定で曲が進みます。
しっかり数えて、弾くことが大事だと思います。

楽しい曲調ですし、耳に残る名曲ですよね!!

今回は飯森泰次郎先生が指揮者でした。

飯森先生は、ワーグナーの大家でもあります。
ワーグナーといえば、飯森泰次郎、と言われるくらい、ワーグナーをよく知っている方です。
2年前にもワーグナーのパルジファルを指揮されました。

飯森先生は、和声の響き(和音の響きがキレイかどうかってこと)を大切にされています。
少しでも濁っていると、指揮を止めて「このハーモニーがちょっっとだけ濁っているんです。分かりますよねこのC-durの響きです!」
という事をおっしゃいます。

オーケストラは、和音の音程が上手くハモらないと、それだけでパワーが弱くなってしまいます。
ワーグナーに限らず、和音の音程を聴きながら演奏することが、オーケストラでは大事ですねー。

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